テスラの株価はどうなる?投資家心理と「マネーの公理」

2021年 第3四半期

テスラは2021年10月20日、第3四半期決算で過去最高の売り上げを発表しました。

1~9月期の売上高は361億0400万ドル(約4兆1165億円)前年同期比約1.7倍。純利益は過去最高の31億9800万ドル(約3646億円)前年同期比約7倍。

その後も次々ニュースが飛び込んで株価は10月に44%上昇-月間ベースで昨年11月以来の大幅高を演じています。以下はニュースのヘッドライン

  • テスラ車、9月の欧州新車販売で首位 EVで初
  • レンタカーのハーツがテスラ車10万台注文、電気自動車で過去最大
  • UberがテスラのEVを一挙に5万台レンタルしてドライバーに貸与、企業イメージアップを狙う
  • テスラの時価総額100兆円超 「GAFA」が「GATA」に
  • テスラが他社EVへのスーパーチャージャー開放をオランダで開始
  • 中国の江西贛鋒鋰業、テスラにリチウム製品を供給へ-24年まで3年間
  • イーロン・マスク、飢餓を解決する方法を国連が説明するなら「テスラ株を今すぐ売ってもいい」
  • テスラのマスク氏、ハーツ向けEV10万台「契約はまだ」で株価下落
  • 米エイビス株急騰、一時3倍超-EV導入の意欲示唆で個人の買い殺到

1か月チャート

$700台から跳ね上がって$1,000ドルを超えました。直近高値は10月1日の$1,209.75。

ハーツ向け契約は「まだ」の報を受けてか昨晩10月2日は久々にやや大きな下げ幅、3.03%安の$1,172で終わっています。売り方が出てきた印象

投資家心理とマネーの公理

ホルダーの皆さんは殆ど含み益。売り時なのか、ホールドすべきか逡巡している方が多いと思います。自分は220株をホールド中、約3万ドルの含み益で利食いのタイミングに悩んでいます。

投資格言には「利食い千人力」もあれば「見切り千両」もあります。ゲーム理論のミニマックス法では「損切は早く」「利食いはなるべく先延ばし」が良いとされています。

長期ホールドで腹をくくれればいいのですが、利食いを狙っている人はいつ利食うべきなのか悩みますよね。

そこで、自分が座右の書としている「マネーの公理」にこの局面でのアドバイスを求めてみました。

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第二の公理 強欲について 常に早すぎるほど早く利食え

強欲とは、過剰な欲望、常にもっと多くを欲しがること。自分が当初望み、期待することが許された以上に望むことを意味している。

相場の世界では「2割利食い」が推奨されますが、テスラは10月の月間上昇率だけで4割を超えました。もはや、強欲に囚われ2割の利食いでは満足できないホルダーだらけでしょう。テスラのポテンシャルを考えれば2倍、3倍も視野に入ったと思う人もいるはずです。

しかし「マネーの公理」は次のように言っています。

強欲を克服し、自己管理できれば富を求めて争っている99%より優れた投機家になれる

この定理が有効な局面は多いのですが、相場経験の長い人ほど売った後に上昇が続いた経験を持っています。なので、そのときの後悔を考えると身動きできなくなります。

そんな人のために「マネーの公理」には次の副公理が準備されています。

副公理

あらかじめどれだけの利益が欲しいのか決めておけ。そして、それを手に入れたら投機から手を引くのだ。

強欲は際限がないので、自分が満足できる十分な利益を決めて、それを厳守しろということです。

「マネーの公理」に従えば、あらかじめどれだけの利益が欲しいのか決めなければなりません。皆さんは今の持ち株を購入した時、いくら儲かれば良いと思っていたでしょう?きっと、もうゴールをずらしている人がたくさんいますよね。

でも、それで成功している人が多いのもまた事実。結局、どんなに投資の心構えを学んでも最後の決断は誰に頼ることもできません。やっぱり「強欲」はなかなかコントロールできません。

こちらは、昨年12月にテスラを利食った時の記事です。その時売らずに持ってたら・・・・自分の場合は、どうしてもその思いが利食いを躊躇させます。

改めて当時の記事を読むと、短期的な値動きに翻弄されてあれこれ考えていた自分が浮かび上がります。

相場はいつもタラレバ。教科書通りにはいきませんね。

Good Luck !

後日談

この記事を公開したのは2021年11月3日でしたが、その後イーロンマスクは次の通りツイートしました。

更にマスクの実弟Kimbal Musk氏が11月5日当局に保有株の売却を届け出ていたことも報じられました。

このため、9日の米株式市場では売りが加速し終値は前日比で12%下げました。テスラ株の1日の下落率が10%を超えるのは2020年9月以来、1年2カ月ぶり。営業日ベースで3日続落し、9日は1,023ドル50セントで終えました。10月26日以来の安値で、3日間の下落率は17%。

自分は8日の市場である程度利食って撤退しました。

イーロンのTwitterがでるまでは、「まだまだ騰がる」「悪材料が見当たらない」という雰囲気でした。しかし結果的にはこの記事を初めに書いたころがピーク。利食いを逡巡していた時にマネーの公理に従っていれば「より多くを持ち帰ることができた」ことになります。

「マネーの公理」のパワーを再認識した事例でした。

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