SBI証券VS楽天証券どっちがいいか?(2022年6月基準)

ネット証券の両雄SBIと楽天。系列銀行との連携機能もあり、比較されがちなライバルです。

この記事では2022年6月基準で両社のサービスを比較しました。

比較結果の概要

SBI楽天
アプリの性能
銀行連動機能の充実度
円金利
外国為替手数料×
米国BDCの取り扱い××
米国コモディティーETF(DBA、DBC)の取り扱い×
確定申告 e-TAXでのXMLデータ利用×

アプリの性能比較

SBIは楽天に比べるとアプリが劣っているというのが定評ですが、次の通り改善を進めてきました。

楽天のスマホアプリは日本株・米国株を統合管理できます。SBIはバラバラなので今も楽天が優位だと思います。SBIも米株アプリ・日本株アプリ・MY資産、3つの機能がスマホアプリで統合されれば、楽天に優るとも劣らない印象。あと一歩です。

銀行との連動サービス

SBI

住信SBIネット銀行との間で米ドルをリアルタイムで振替できることに優位性があります。

住信SBIネット銀行のデビットカードにはドル決済機能が付いています。これも米株の売却益をドルのまま海外旅行や海外通販で使う機会の多い人にはメリットです。

(こちらの記事をご参照下さい)

楽天

楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」が魅力です。

マネーブリッジの設定をすると楽天銀行の普通預金に金利0.1%が付利されます。また、証券取引の決済に必要な資金や余裕資金を、証券口座と銀行口座の間で自動振替する機能があります。米国株の購入にもこの機能が使えるようになり一層便利になりました。

ところが、2021年12月に0.1%の金利が付利される残高上限が300万円に制限されることになりました。

住信SBIネット銀と楽天銀の定期預金金利比較

SBI

住信SBIネット銀行は一年物定期に0.15%を付利しています(2022年6月)。ボーナスシーズン恒例のキャンペーン金利です。上限額はありません。楽天銀行の普通預金金利0.1%を上回っています。

それから、住信SBIには定期預金を担保にした自動貸し越し機能(いわゆる「当座貸し越し」)機能があります。一定金額を定期預金にしておくことカードの引き落とし漏れが防げるので安心です。楽天銀行にはこの機能がありません。

楽天

「資金お引越しサービス」金利として一か月間だけ0.1%を付利していますが、住信SBIのような定期預金金利の上乗せサービスはありません。

外国為替手数料

米株投資家には気になる、ドル転・円転時の手数料です。

両証券とも1米ドルあたり25銭で同じなのですが、住信SBIネット銀行では4銭です。なのでSBI証券米株を買う場合には銀行側のより安い手数料でエクスチェンジしてから証券口座にドルを振替れば良いことになります。なお、SBI証券では2022年に10通かのリアルタイム為替取引を開始しました。便利にはなったのですが、為替手数料は安くなっていません。

SBI(ネット銀行)

楽天(証券)

適用レートの比較

同一時点(2021年12月29日21:50)で実際に適用されているレートを比較したところ、差額は1ドルあたり23.1銭でした。

一万ドルを円転すれば、2,310円の差ですね。米株の配当金を円転して生活する場合(米国株配当金でFIREしている人)には少額ですが影響します。

米ドル→円の適用レート
住信SBIネット銀行114.93
楽天証券114.699

SBI(ネット銀行)

楽天(証券)

米国BDCの取扱

楽天証券の大きな魅力になっていたのが、米国のBusiness Development Company を取り扱っていたことです。日本の大手ネット証券会社でBDCを取り扱っていたのは楽天だけでした。

ところが、2021年12月ついに楽天証券でも取扱い停止になりました。

米国コモディティーETF 

楽天証券では農産物(DBA)や石油・貴金属等(DBC)の米国上場ETFを取り扱っていますが、SBIでは取り扱っていません。

SBIの電子交付サービス

2022年1月から、SBIの電子交付サービスがリニューアルされ「特定口座年間取引報告書」のxmlデータ提供が開始されました。こちらの画面からダウンロードできます。

確定申告でe-TAXを利用している人は、特定口座年間取引報告書の内容を手入力する必要が無くなります。xmlデータを読み込ませることで確定申告の作業が楽になります。(楽天はこのサービスを提供していません)

まとめ

これから新規に口座開設するなら総合的にはSBI(ネット銀との組み合わせ)が良いと思います。しかし、楽天のアプリとコモディティETFの取り扱いも魅力です。自分が重視するサービスに応じて好きな方を選んでください。

既にどちらかを利用している人でNISA口座を設定済みの場合、今更他社に移るのは面倒です。また取引データの継続性を重視して楽天を使い続ける人もいるでしょう。(NISA口座で保有している株は移管できません)

参考にしていただければ幸いです。

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