NISA(一般) 失敗談。

少額投資非課税制度NISA。非課税投資枠は毎年120万円、非課税期間は5年間ですが、NISA口座で投資信託や株を買って、大損したまま塩漬けしている人はいないでしょうか?

損しているとNISAのメリットは全然ありません。

昭和課長は、昨年2020年早々にNISA枠でBPを買って、含み損のまま塩漬け中です。石油株といえば、タバコ株と並ぶ高配当代表。非課税で配当金を受け取ろうと目論んでNISA口座でBP株を買いました。

ところが

2020年、OPECでの減産合意不成立に怒ったサウジが増産したところにコロナショックによる需要減が発生、原油価格は大暴落。石油株も暴落したうえ、第二次大戦後初の減配となりました。配当金を非課税で受け取っても、含み損は埋まりません。

もし、NISAではなく一般口座で買っていれば、損切すると他の取引の利益と損益通算され利益の出た株の源泉税が戻ります。実は、一般口座で購入していた石油株はさっさと損切し、グロース株に乗り換え、その利益でコロナショックを乗り切りました。

しかし、NISA口座の損失は、一般口座の利益と損益通算できません。

「とりあえず、配当は無税だし・・」、「せっかくの非課税枠だから・・」NISA口座で買ったがゆえに、損切に心理的なブレーキがかかってしまいます。その結果。長期間の塩漬けになっているわけです。

NISAで購入しても5年間順調に利益が積みあがる銘柄でないと、長期保有のメリットはありません。

なので、

NISA口座で保有する株も、非課税期間にかかわらず

  • 儲かったら躊躇せずに利食う。(節税メリットあり)
  • 回復見込みのない株の損切を躊躇しない。(資金の有効活用)

ということにしました。

損切の大切さについては、こちらの記事もご参照ください。

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