今年も残すところ1月余りになりました。米国のインフレとFRBの金融政策に一喜一憂した1年でしたが、ここで改めて直近のCPIショックを振り返りました。
9月13日は株価急落
ダウは1,276ドル安と今年最大の下げを記録。8月中旬の直近高値3万4152ドルからわずか3週間でNYダウは3万1145ドルへ3007ドル安の8.8%下落と急落しました。「9月のFOMCは+0.75%ではなく+1.0%の利上げかも」という見方で今年最大の下げを演じました。
11月10日は株価急騰
ダウは1,201ドル高と記録的上昇
10月のCPIは+7.7%と事前予想の+8.0%を下回り、NYダウは3.7%上昇の1,201ドル高、ナスダックは7.4%上昇の760ポイント高という記録的上昇となりました。
為替は発表直前の146円台から一気に140円台へと売られ、10年物の長期金利は4.08%から3.81%へ0.27%も低下しました。
2度あることは3度ある?
このところ株価の動きには楽観が広がってる感じですが、感謝祭も終わって、そろそろ波乱を迎えるタイミングです。終わりよければ全てよし。12月は慎重に相場に臨みます。
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