今日、SBI証券でFX口座を開設しました。
投資歴20年超ですが、これまでFX(外国為替証拠金取引)はやったことがありません。
FXはレバレッジを効かせ、少ない資金で短期的な利益を狙う取引。すなわちハイリスク。
なので、手を出さないことにしていました。
何故、今になって?
ドル安、円高のヘッジ手段
為替レートの先行きはわかりませんが、米国のインフレ率、FRBの金利引き上げピッチにやや変化の匂いが感じられます。日本でも岸田政権がアベノミクスの見直しに踏み込む気配が感じられます。
そろそろ円安の潮目が変わることに備えておきたいと思いました。
一方で米国株の保有は継続して値上がり益や配当を享受したいと思っています。なので米株が円建てで減価していくことに備えて、ドルを売ってヘッジしておきたいと思いました。
となると、ツールはFX。
米ドル建資産の範囲内で臨機応変にドル売りができるようにしておきます。
SBI証券では現引きもできる
米株投資のためにドルを買う場合、これまで住信SBIネット銀行でドルを購入してSBI証券に振り替えていました。
でも、FXで買い建てしたドルは現金にして証券口座に振替ができます。
なので、米ドル購入目的でもFX口座は便利だと思いました。
証拠金倍率1倍なら外貨預金と同じ
円を外貨に換える場合の手数料が一番安いのがFXです。
なので、FXで買い建てする方がネット銀で外貨を買う(外貨預金)よりも通貨交換にかかるコストは安くなります。
FX取引では証拠金の何倍もの金額の取引をして一攫千金を狙う人が多いですよね。
でもレバレッジ1倍なら、為替変動リスクは外貨預金しておくのと同じことです。
つまり、証拠金に1万ドル相当の円を入金し1万ドルを買い建てするわけです。
外貨預金の金利に相当する「スワップポイント」も受け取ることができます。
レバレッジの誘惑には気をつける
当初はヘッジや預金代わりで使おうと思っていても「レバレッジの魔力」に魅了されかねません。
為替レートがちょっと自分の有利な方にふれると
「もっと買っていたら、・・・・・」
「レバレッジの倍率をもっと上げていれば」
かならず、「たら、れば」を考えてしまいます。
こちらは、口座開設後の数時間で試しにやった取引結果です。
おっかなびっくり、ミニ(1単位:千ドル)で試しましたが。わずかな時間で数百円の利益になりました。
こうなると、「タラ、レバ」が頭をよぎり、レバレッジの魔力に引き込まれてしまうわけです。
自己責任をお忘れなく。
では、また明日。
コメント