株式投資を始めたころ

おはようございます。

今日は株式投資を始めたころのことを振り返ります。

株を始めたのは2001年。30代半ばでした。

それまでは、お金をためることに無頓着でした。

実家は比較的裕福だったので学生時代は学費も生活費も仕送りで賄えました。就職してからは贅沢するでもなく、節約するでもなく、給料の範囲で普通に暮らしていました。

ある意味仕事熱心でした。お金のことより社会的な問題等に対する関心の方が高かったと思います。

転機になったのは30代半ばで海外勤務を終え日本に戻ったころでした。課長職に登用されたことで余裕が出てきた反面、サラリーマン生活の先行き、出世の限界が見えてきました。

それまで自己啓発、出世に向いていた意識が行き場を失って金儲けに向かいました。

海外勤務中の処遇が良かったので気が付くと数百万円のお金が溜まっていました、逆に言うとそれまでほとんど貯蓄は無く今振り返ると驚くような蓄財劣等生でした。

そこで株式投資をしてみようと思ったのです。

そこのろ「三菱パーソナル証券」という会社が電話で手軽に取引ができるテレフォントレードの宣伝をしていました。

それ以前は野村・日興・大和・山一という4大証券会社の存在感が圧倒的でしたが、山一證券がバブル崩壊の影響で廃業した一方、中小証券会社がリテール市場に参入し個人取引の裾野を広げる取り組みを始めていました。手数料の値下げ競争が始まり松井証券が伸びていました。そんな時代です。

しばらくすると、インターネット証券も出てきます。

そんなこんなで

三菱パーソナル証券

Eトレード証券(現SBI)

kabu.com

MONEX証券

楽天証券

といろんな証券会社を使ってきました。今はSBI証券に落ち着いています。

当初は会社の昼休み近所の証券会社に株価ボードを見に行き、店頭に置いてある端末で株価を照会したり、電話で注文したりしていました。

今では日本株どころか米株の株価もリアルタイムでスマホに流れてきます。機関投資家と個人の情報格差はほば無くなってしまいました。隔世の感があります。

しかし投資環境がどんなに便利になってもそれで儲かるわけではありませんでした。

多量の情報を消化するのに疲れ果てている人も多いのではないでしょうか。

結局のところFACTを淡々と伝える情報ソースがあれば十分だと感じています。

自分はツイッターの投資用「リスト」にはロイター、ブルンバーグ等の通信社のアカウントを主に登録しています。

では、また明日。

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