欲望は生きる力である。これがなかったらあかん。松下幸之助

松下電器(パナソニック)の創業者松下幸之助さんは次の言葉を残しています。

「欲望は生きる力である。これがなかったらあかん。これがなかったら非常に世の中が困る。幸いにしてみなそれぞれ、相当に欲望をもっている。もっと金を儲けたいとか、もっと仕事をしたいとか、もっといい家に住みたいとか、それぞれ欲望をもっている。だから、『きみ、こういうふうにやりたまえ』と言えば、そのとおりにやる。そこで秩序が立ってくるわけである。欲のない人を使うというのは、なかなか名人でも使えないです。」「人生と仕事について知っておいてほしいこと」(PHP研究所刊)より

このサイトを訪れる皆さんは相当に「欲望」をお持ちと思いますが今の日本は低欲望社会だともいわれています。会社で出世した先輩から「結局最後まで出世したいと思っていた人が出世する。仕事の能力なんてあんまり関係ない」と聞いたことがあります。ほとんどの人は長い間、野心を持続できません。欲望を持ち続けるには、かなりのパワーが必要です。案外難しいことなんですよね。

松下さんの指摘で興味深いのはこの部分

だから、『きみ、こういうふうにやりたまえ』と言えば、そのとおりにやる。そこで秩序が立ってくるわけである。欲のない人を使うというのは、なかなか名人でも使えないです。

みんなが欲望を持っているからこそ秩序が維持できるという点。

欲のない高僧・仙人のような人も尊敬の対象になるかもしれませんが、そんな人ばかりでは社会が成り立たないということでしょうか。

日本では「詫びさび文化」「諦観」「足るを知る」というような美意識が根付いています。それはそれでいいのですが、たまには、ギラギラした欲望に満ちた男たちの映画をみて自分の眠りかけた欲望を奮い立たせるのはいかがでしょう。

このごろ株式投資をやっている人は大儲けを狙っているタイプより、生活防衛のためにアクセクしているタイプの方が多いようにお見受けします。かくいう昭和課長もそのひとり。

小市民的な日常に安住している自分を再起動させるのに良い作品をピックアップしました。漫然と儲けたいとは思っているものの、そのために自分の能力を駆使することを怠っているのは欲望が薄れている証拠。そのことが株式投資でも成果のあがらない原因になっているかもしれませんね。

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