ジメジメ、むしむしの季節になってくると、デリケートゾーンが痒くなってくるという方にお勧めの市販薬（塗り薬）２点です。
タクトホワイトL
年を取ると肌が乾燥してくるせいもあって、若いころには無かった肌の症状がでてきます。シーズンを問わず股間が痒く感じられるようになってきました。皮膚科の診察を受けても細菌性のものではありません。とりあえず肌荒れの治療薬として弱いステロイド薬が処方されるのが一般的です。しかし、正直あまり効果が無く長期使用も躊躇われます。
子供のころはベビーパウダーを使ったものですが、ジョンソン・エンド・ジョンソンの製品が発がん性を疑われる訴訟に悩まされ、北米で販売を停止したのが気になります。
そこで、市販薬をいろいろ試してみました。最も効果的だったノンステロイドの商品がこちらです。皮膚科医の処方薬より良く効き、弱い薬なので安心できます。セルフメディケーションですね。
自分の症状を医師に細かく経過観察してもらうのは、なかなか難しいもの。生死にかかわらない体の不調には自己観察にもとづいて対処するのが効果的だと感じています。
ちなみに、虫刺されの痒みにも効きます。梅雨から夏にむかう時期は何かと重宝します。
キップパイロール
もう一つのおすすめがこちら。キップパイロール
ルーツは戦後進駐軍で愛用された米国の薬。日本では昭和２７年に発売開始された超ロングセラーです。殺菌・消炎症効果があり、軽度のやけど，切傷，すり傷，ひび，あかぎれ，かみそりまけ，日やけ，雪やけによる炎症に効くとされています。
実は、肛門周辺の「擦り傷」等のトラブルに良いです。痔というわけではありませんが、肌が乾燥している時期、強く拭いた後に擦り傷のような痛みのある方いないでしょうか。最近はウオシュレットの使い過ぎで肌荒れする事例もあるようです。そんな時に、この薬をちょっと塗っておくと翌日には炎症が軽快しています。
髭剃りあと、大人ニキビ等々いろいろな肌のトラブルに使える家庭の常備薬です。化粧の下地に使う女性もいるとか。サイズがいろいろありますので、気に入ったら大きいものをお求めになるのも良いでしょう。
この薬を置いていないドラッグストアーも多く、宣伝もみかけず、目立ちませんが良薬です。
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