2022年終盤に向けた投資戦略

2022年の第3四半期がもうすぐ終わります。

ジャクソンホール会合が終了し株価が大きく下げたこのタイミングで、コロナショック後の相場を振り返りつつ今後の戦略を考えてみました。

投資に「節操」は禁物

投資戦略を考えるときに自分が大事にしていることは「投資に節操は禁物」という言葉です。

「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。」進化論で有名なダーウィンの言葉もあります。

「長期のインデックス投資してればいいんだから、右往左往する必要はないでしょう。」というご意見もあろうかと思います。

それもありですが。。。

やはり「投機」も織り交ぜて「投資」をやりたい。自分はそのタイプです。

「投資に節操は禁物」と感じたのは、大河ドラマ「太平記」のワンシーンで次の会話を聞いたのがきっかけでした。

バサラ大名の佐々木道誉が寝返って味方になったおかげで窮地にあった足利尊氏(後の足利幕府の将軍)が逆転大勝利したときのやりとりです。

尊氏の家臣が佐々木に向かって:「また帰ってこられたとは、たいした軍略」

佐々木:「軍略というほどのことはござらぬ、節操がないだけじゃ」

尊氏:「さよう、戦に節操は禁物じゃ」

儲けてなんぼですから。

2020年はコロナショック後の方針変更で挽回

2020年、日本では米株の高配当銘柄投資とFIREが流行し始めていました。

ところが春先からコロナショックで相場は総崩れ。高配当株の長期保有方針で運用していた自分も被弾しました。

その後FRBの全力緩和で相場全体が急回復したものの、配当株の戻りは鈍いものでした。

そこで配当株の長期保有方針は節操なく取りやめ。

「成長株」で儲かるなら、それでいいじゃないか。

ブームになっていた成長株に資金シフトして失地を回復しました。

状況が大きく変化したとき、過度に自分の方針に拘るのは危険です。良い投資チャンスを見送る手はありません。

2021年は米株のインデックス投資が正解だった

2021年はVTIをコアにして個別株をトッピングするコアサテライト戦略が流行でした。

「超金融緩和」が続く中では「順張り」していればいいという相場観ですね。

実際、2021年はインデックス投資が報われた年でした。金融緩和でインデックスが順調に上昇しているのに、あえてランダムウオークをする個別株取引をする必要はありませんでした。

FRBのテーパリングに絡む発信に一喜一憂しながらも、結局インデックスは年間を通して上昇。同時に円安が進んだので円で投資している日本人のインデックス投資家にとっては最高の年でした。

2020年の成功体験を引きずり、いつまでもテスラ、ズームに拘泥していた人はインデックスの上昇を上手く享受することができなかったうえ、前年の利益も失ったかもしれません。

やはり、潮流の変化に対応することが大事です。

2022年は?

成長株ブームはもう終わり。そんなムードでスタートした2022年。

米株が弱気相場入りする中、レバナス派やアーク派のダメージは大きく、新参投資家の多くが姿を消しました。

混とんとする相場環境にあって、どんな銘柄を選べばいいのか悩んだ方が多いと思いますが、バリュー株回帰がトレンドだったと思います。

ここで改めて「連続増配銘柄」3社(ジョンソンアンドジョンソン、コカ・コーラー、プロクターアンドギャンブル)の年初来チャートを見てみましょう。

さほど儲かる動きではありませんが、弱気相場のなかでも大崩れしていないので、優良株の長期投資を決め込んでいる人にとってはまずまずの推移だったと思います。自分もキャッシュ比率を高めた一方で保有株はバリュー銘柄に入れ替えました

次のチャートは年初来のドル円とSP500の騰落率です。

これをみると年初から米株を抱えていた人は円安のおかげで損がチャラになったことがわかります。

株にはさっさと見切りをつけて、じっとドルキャッシュを持っているのが2022年前半の正解だったことになります。

さて、7月後半から盛り返してきた米株でしたが8月26日のジャクソンホール会合でパウエル議長がインフレファイターとしての姿勢を鮮明にした結果、ダウ平均は久々に千ドル超の下げを演じました。

一方でドル円はまたも上昇、再び波乱相場がやってきました。

秋に絶好の買い場がくるというインフルエンサーが多いですが、そうなるかもしれませんし、ならないかもしれません。

予測について

人間の行動は予測できない。

誰であれ、未来がわかるという人を、たとえわずかでも信じてはいけない。

すべての預言者は、時々正しいし、時々間違っている。どちらかというと後者の方が多い。

成功する投機家は、おそらく起こるであろうことについて行動したりせず、その代わり、起こったことに反応する。現時点で実際に起こりつつあること、目の当たりにすることができる出来事にすぐ反応する。

マネーの公理 マックスギュンター著

ここからは「節操なく」方向転換することを躊躇しない覚悟で年終盤の相場に臨みます。

「その時点で実際に起こりつつあること、目のあたりにすることができる出来事」に反応したいと思います。

「今起きていること」は、金利上昇と円安、株価の下落です。

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