SP500採用が決まったテスラ(米国時間11月16日発表、組み入れ日12月21日)。
昨日(米国11月17日)の米国市場では朝高後に下げたものの+8.21%で終了。さて、これからどうなるのでしょう?
昭和課長が思い出したのは、2005年「スカパー」が日経225に組み入れられたときの値動き。組み入れ決定の報道直後に飛び乗ったところ、その後グングン値を上げました。
組み入れ当日はインデックスファンドの大量買いが入るはずだから、当日の前場で売ろうと目論んでいました。ところが場が開くと、何とドスンと下げました。Yahoo Financeの掲示板は阿鼻叫喚・・・一方、同じ年に日経225に組み入れられたファーストリテーリングは波乱なく、その後大きく成長。
テスラもSP500インデックスへの組み入れが決まったからといって、必ず上げ続けるとは限りませんが、紆余曲折はありながらも無難に、ファーストリテーリングと同じような道を歩むのではないかと期待しています。
日経225に組み入れられた当時のファーストリテイリング(ユニクロ)の風評はこんな感じでした。「ユニクロのビジネスモデルは、他のアパレルメーカーもその気になれば容易に真似できる」「中国での生産にはチャイナリスクが・・」「安物にはいずれ飽きる」「周りが皆同じものを着ているのは嫌」等々。つまりユニクロの好調は続かないという否定的見方が蔓延していたのです。しかしその後もユニクロの一人勝ちは続き、他方、老舗アパレルのレナウンは先日倒産。
テスラはどうでしょう。「HV」「EV」「PHV」「FCV」など、エコカーにもいろいろあるからどれが最終的に残るかまだわからない。既存大手メーカーが参入すればテスラを簡単に追い越す。テスラより有望な新興企業がある。あれこれ言われていますが、やはり先行者テスラは勝ち続けるような気がします。
とはいえ一寸先は闇。臨機応変に。
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