2022年11月のFOMCの結果をロイターから引用しました。
FRBが0.75%利上げ、12月の利上げ幅縮小示唆 累積効果を考慮
[ワシントン 2日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)は1─2日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75%ポイント引き上げ、3.75─4.00%とした。その上で、これまでに実施した「金融引き締めの累積効果」を考慮し、今後の利上げ幅がより小規模なものになる可能性を示唆した。
https://jp.reuters.com/article/fomc-idJPKBN2RS1SN
その後連続で下げた株価は昨晩(現地4日)反転しました。
年末に向かって株価は上昇するという識者が多いです。
一方で昨晩はドルが下げました。
今、自分がもっとも気にしているのはドル安へのトレンド転換です。
昨晩SP500は1.36%上昇したものの、ドル円は-1.03%と下落しました。株価上昇がドル安に相殺されています。
日本で暮らす自分にとっては円建てのパフォーマンスが重要です。ドルが急落すれば株価が上昇しても円建では利益が消えてしまいます。
今年は一貫して急上昇してきたドル、高値恐怖を感じる水準に到達したと思います。
とはいえ米金利はこの先も上昇し高止まりする見通しですから、FXでドル売りしてヘッジすると、スワップポイント(日米金利差)を払い続けることになります。
ヘッジのドル売りをするのが早すぎると無駄なヘッジコストを垂れ流し続けることになってしまいます。まして更にドル高が進めばヘッジのつもりが逆に傷口を広げることにもなりかねません。
自分はFX口座を開き、少額の取引を繰り返してアプリの機能確認をしました。ドルを売り建てする準備は万全です。
いつドル売りすべきか、それが今の最大の悩みです。
まー、いきなりドル資産全額相当のヘッジ売りをしなくとも少しづつ売っていこうかと思います。
米株は短期的には騰がっていくと観ているので、SP500の買い増しも考えています。
「米株」と「ドル円」、2つの相関関係を意識しなければいけない難しい局面になりました。
正解はありません。
悩ましいですね。
FXをやってこなかった個人投資家の方は、この機会にFX口座の準備をしておいたらいかがでしょう。投機的取引は薦めませんが、ドル安に備えて売り建てできるようにしておいた方がいいかと。
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