2022年8月の資金運用状況を報告させていただきます。
資産残高
月末基準データを取り漏れたので、9月1日の朝基準です。月間では+896,013円でした。
保有株式の明細
配当ポートフォリオの状況
8月の振り返り
8月26日のジャクソンホール会合が相場の転機になりました。
パウエル議長、高金利維持する可能性高いと示唆-転換期待裏切る
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレを根絶するために利上げを継続し、金利を高い水準でしばらく維持する可能性が高いことを示唆した。当局が近く方針を転換するとの見方をけん制した。
パウエル議長は26日、カンザスシティー連銀が主催するワイオミング州ジャクソンホールでの年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)で講演。事前に配布された原稿によれば、「物価の安定を回復するには、景気抑制的な政策スタンスを一定期間維持することが必要となる可能性が高い」とし、「過去の記録は早急過ぎる政策緩和を強く戒めている」と付け加えた。
Bloomberg 2022年8月27日 5:03 JST
こちらは、SP500とドル円のチャートです。7月以後戻りを見せていましたが、ジャクソンホール会合を起点に株価が再度下落し、ドルが再上昇し始めました。ドル円はNY時間9月1日にとうとう140円をつけました。達成感より上値突破の勢いを感じています。
自分はディフェンシブな配当銘柄を保有していましたが、ジャクソンホール会合(金曜日)後の株価下落は長期化するとみて、週明けの現地29日(月曜日)のオープンですべての米株を売却しました。
こちらは、保有していた5銘柄(MO・JNJ・ KO・VZ・ KMI)の5日間チャートです。4営業日続落後の9月1日に少しもどしましたが、最大5%程度さげています。なので今のところ全売りは良い判断だったと思っています。ただし、年間の受け取り予定配当金は約70万円減少します。
こんな報道も出てきました。しばらく下げ相場が続くと観ていいでしょう。
ジャクソンホール後の市場の反応に「満足」-ミネアポリス連銀総裁
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は29日、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャクソンホール会合講演を受けた株価急落について、議長を含め金融当局者がインフレ抑制に真剣に取り組むとのメッセージを投資家が受け止めたことを示すと指摘した。
総裁はブルームバーグのポッドキャスト「オッド・ロッツ」でのインタビューで26日の米株式相場急落について、「パウエル議長のジャクソンホール講演の受け止められ方を見てうれしく思う」と発言。「インフレ率を2%まで押し下げるというわれわれの決意の真剣さが理解された」と説明した。
Bloomberg 2022年8月30日 7:05 JST
これからは、次の3択を念頭に相場の推移を見守ります。
- 下落した配当株を買い直す
- 年終盤の大底でインデックスを仕込む
- ドルキャッシュを抱えてドルの値上がり益を享受する
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