配当貴族AT&Tが12月11日、4半期配当を発表しました。毎年2月の配当時に$0.01増配してきましたが、今回発表した2021年2月1日支払いの配当は前回と同じ一株あたり$0.52です。
AT&Tの株価はコロナ禍直後の下げが穏やかでしたが、次第に下げ幅を広げ、52週高値$39.55から安値$26.08まで売られました。このところ値を戻し$31台をつけています。
そんな中での増配停止発表。グッドニュースかバッドニュースか?週明け12月14日のプレマーケットでは上昇しています。
改めてAT&Tの主なニュースを振り返っておきます。
- 2015年 衛星テレビプロバイダーDIRECT TVを買収
- 2018年 Time Warner買収
- 2019年 物言う株主エリオット・マネージメント32億ドル相当のAT&T株取得
- 2020年
- スティーブンソンCEO退任、COOのスタンキー氏が後任
- エリオット・マネージメントAT&T株売却
- DIRECT TV売却交渉中
- 動画配信サービス「HBO Max」の加入者が1260万人に拡大
- 9200万ドルのFirstNet契約でVerizonからFBIビジネスを奪う
- アニメ配信サービス クランチロールをソニーピクチャーに売却
- 増配停止
CEO交代後、リストラが進みだした感じがします。エリオットはうまいこと高値で売り抜けたようです。
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