株主優待、お勧めの3銘柄

今回はコロナ禍による2度目の非常事態宣言のさなか、妙味が出てきたレジャー・外食系優待株3銘柄をご案内します。

(追伸)この記事を書いたのは2度目の非常事態宣言が発令されていた2021年4月でしたが、その後2021年7月25日現在東京オリンピックが開幕し、4度目の非常事態宣言が発令中となっています。紹介した3銘柄はコロナ禍の影響が大きい業種ですが株価は4月当時に比較し上昇しています。感染は依然として拡大していますから押し目が来るかもしれません。一方でワクチン接種のスピードも上がっておりコロナ後の消費回復への期待も高まります。購入のタイミングは難しいですね。

東急不動産ホールディングス株式会社 (3289)

5年チャート

株価は2021年3月コロナショックで下げた後、回復基調をたどっていましたが、感染者急増、非常事態宣言を受けて再び下げ基調です。もう一段下げる局面があるとさらに妙味が出てくると思います。2021年4月末の終値は607円

最新株価はこちらのリンクからどうぞ  東急不動産ホールディングス株式会社 (3289)

株主優待

東急不動産の優待で魅力があるのは、会員制リゾートホテル東急ハーベストの宿泊券です。

株主用の専用サイトから予約ができます。コロナ禍で当分利用できないとお考えの方もいると思いますが、安値で買っておくのもいいかと。

ハーベストの会員権には数百万円~1千万超の値がついています。会員権には年間の固定費・利用料もかかります。年に一回家族で利用するぐらいなら、会員になるより株主優待を利用する方がお得です。1,000株で4泊分の権利です。

ただ、すべての施設が利用可能ではありません。たとえば山中湖マウント富士は東京から高速道路で行きやすいのですが株主優待の対象にはなっていません。

高級路線のVIALAタイプの利用も可能ですが一般ホテルとは別料金体系になっており約3万円の料金が設定されています。VIALAは会員権も一段高いので、それとの比較ではお得感があります。

安く上げたいヤングファミリーであれば、素泊まりで食事とお酒は持参という手もあります。温浴施設やプールは普通に使えます。連泊している会員さんでも毎日レストラン利用する人はあまりいないでしょう。勝浦・蓼科・浜名湖・箱根明神平を利用したことがありますが、浜名湖ならウナギ屋さんにも行きたいところ。自分は朝食だけホテル内ビュッフェという使い方をしていました。

株式会社松屋フーズホールディングス (9887)

5年チャート

2021年4月末の終値は3,440円

株主優待

100株保有で次の通りお食事券がいただけます。

1年以上継続保有の株主:10枚
3年以上継続保有の株主:12枚

優待券1枚につき、松屋、松のや、松乃家、マイカリー食堂、松そば、松軒中華食堂、ステーキ屋松、トマトの花、terrasse verteにて一食のサービスです。2020年の制度変更で長期保有を促すために3年以上保有が新設されました。

優待の詳細はこちら

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株式会社ハイデイ日高 (7611)

5年チャート

2021年4月末の終値は1,674円

熱烈中華食堂日高屋を運営するハイディー日高。1,000株で食事券10,000円(500円券×20枚)またはお米券5kgが年に2回いただけます。こちらも長期保有を促すため、3年以上保有すると優待券 12,000円(500円券×24枚)またはお米券7kgに増えます。

優待の詳細はこちら

いまの水準だと、いずれも塩漬け覚悟で自分や家族のNISA口座で買ってもいいです。ワクチンの効きで経済活動がもとに戻れば株価上昇も期待できるのでは。子供がこれから中・高・大と進学する予定のお父さん・お母さんなら、外食が増えがちな子供に小遣いを与える代わりに優待券を渡すのも良いでしょう。

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