シャワーヘッドの穴が水垢で詰まってきたので交換しました。この機会にこれまで使ったことのあるシャワーヘッドを振り返りました。
値段が高ければ必ずしも良いわけではありません。自分の嗜好にあった商品を選んでください。
TOTO低水圧用シャワーヘッド
このシャワーヘッドは過去に2度(2008年、2018年)購入しています。
とにかく水の勢いが強くなるシャワーヘッドが欲しい人にはベストチョイスだと思います。
このところ高機能・多機能を宣伝する商品が増えていますが、このシャワーヘッドは水圧を上げることだけに特化しています。水圧の強さは「ピカ一」、ロングライフの定番商品です。
自分は次に紹介する「TOTO ワンダービート」「グローエ リレクサ」を使ったことがあるのですが、水圧の高さはこれが一番でした。それで2018年に買い直し、それ以来ずっと利用してきました。
TOTO ワンダービート
日本メーカーが高機能シャワーヘッドを作り始めた初期の製品です。
特許を取得した「旋回水流」と「スプレー」に切り替えできます。
それなりに良かったのですがシャワーヘッドが重いです。それから、汚れると掃除しにくい感がありました。
その後TOTOはコンフォートウエーブシャワーという商品を出しています。
ワンダービートの機能がさらに進化したのだと思います。使ったことはありませんがTOTO独自の「コンフォートウエーブ」は試してみたいです。
グローエ リレクサ
自分が過去に購入したシャワーヘッドで一番高価だったのがこの商品です。
グローエは長い歴史を誇るドイツの有名メーカーですが2014年に日本のLIXILの傘下に入りました。
自分が「リレクサ」を購入したのは10年ほど前です。
グローエ定番のシャワーヘッド「リレクサ」シリーズ。豊かな水量に加えて、幅広いスプレーパターンが魅力です。
https://www.grohe.co.jp/item/products/series.php?maker_id=44&category_id=42
リフレッシュ、水浴び、肌の刺激など、目的に合わせてノーマル、シャンペン、マッサージ、レイン、およびジェットの最大5つのスプレーパターンをダイヤルで切り換えて使用します。
朝はマッサージスプレーでリフレッシュ、夜はシャンペンスプレーでリラックス。最大5種類のスプレーパターンから、その日の気分に合わせてお選びください。毎日のシャワータイムがますます楽しみになる1本です。
これも良かったのですが、強い水圧ということでは「TOTO低水圧用シャワーヘッド」には敵いませんでした。
「高水圧」好きの自分は冒頭で紹介した「TOTO低水圧用シャワーヘッド」に戻ることになりました。
SANEI シャワーヘッド 大きなシャワー板 日本製 たっぷり湯量
そんな自分が今回購入したのはこちらの商品です。
これまで強い水勢こそシャワーの心地よさを決める最も大切な要因だと思ってきました。
ところが年齢を経るとともに少し嗜好が変わってきました。「たっぷりと贅沢な浴び心地」「幅広く注ぐ」というフレーズに惹かれたのです。
広範にお湯が降り注ぐと体が早く温まります。若いころは突くような水圧のシャワーに満足していたのですが、シャワーに求める機能が少し変わってきました。
購入直後は「水圧」に物足りなさを感じたのですが、繰り返し使ううちに「これで良かったんだ」と思うようになりました。また「シャワー板」が大きいわりには軽く扱いやすいです。凹凸がほとんどないシンプルなデザインなので水垢やカビが付きにくいと思います。
今販売されているシャワーヘッドの殆どは「節水機能」も売りにしていますが、「節水」と「快適」の2つの機能を追い求めて中途半端になるより潔く「節水」は諦めて「快適」を求めた方がいいと思います。
ちなみに説明書を読んで、水栓の「流量調節栓」で幾分水量を増やせることに気付いたので調整しました。
「快適にお使いいただくために」
シャワーが弱い、強いなど感じる時、お使いの水栓に流量調節栓がある場合は、水栓の説明書をご確認いただき、お客様にとって最適なシャワー感になるように流量を調整してください。
このシャワーヘッドであれば冬季間も浴室暖房をつけずにシャワーだけで済ませられると感じました。
シャワーヘッドは実際に体感して比較できないので選択が難しいです。人の好みは区々なので万人にとっての正解は無いとも言えます。参考にしていただければ幸いです。
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