今日はこんなニュースが飛び込んできました。
納付期間45年へ延長検討 政府、国民年金保険料
政府は国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年間から延長し、65歳までの45年間とする検討に入った。自営業者や、60歳以降は働かない元会社員らは負担が増す。企業の雇用延長などで65歳まで働く人は現在も保険料を払っており負担は変わらない。関係者への取材で15日、分かった。
今は60歳で払い終わる国民年金の保険料を、65歳まで払わせるということです。(厚生年金で60歳以後も働いている人は現状でも70歳までの働いている間は厚生年金保険料を払うことになっています)
次の国政選挙の前に道筋をつけようとしているようですね。
このところ、政策課題を論じるときに若者と老人の利益相反、老人に手厚すぎるという論調が多いと感じます。
しかし、現実には老親に生活苦の子がいたり、収入の乏しい親の面倒を見ている子供がいたりします。親と子、老人と若者の依存関係は必ずしも一方的なものではありません。
独身や子のいない若手政治家が、世代間の争いを助長するようなことを言って人気取りをしている姿を観ると薄っぺらな奴だと思わざるを得ません。
老人にならない若者はいませんから。
自分は還暦目前ですが、年金は65歳の支給開始を待たずにさっさと前倒し受給してしまうほうがいいような気がしてきました。
上に政策あれば、下に対策ありといいますが、年金・税金・福祉は制度が複雑すぎて何が最適な選択なのか、なかなかわかりません。自分で確り仕組みを理解して対策していきたいものです。
では、また明日。
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